クリエイターズビレッジとは
簡単に言えば在宅ワーカー(特に生活の安定しないフリーランス)が限界集落や過疎化が進んでる村で生活するという、都会と地方をつなげ共存して生活する村のことです。
そこに暮らす人は在宅ワークと並行して自然の中で農業、昔ながらの営みに携わり、自治体の復興に貢献しながら生活していきます。
大事なのは心に余裕のある生活を送れるようになることです。余裕のある生活とは生きていく上での選択肢があるということ。自然の中での生活は、花鳥風月を感じたり自家菜園で食べ物を自給したり、都会の生活では得られにくい選択肢を持つことが出来、心に安定を与えてくれると思います。
まだ構想段階です。
自分の中で
「企業の在宅ワークの認知と導入、あるいは自発的にフリーランスを選択する人が増えることによって、都会に縛られず自然のある生活を求める人が近い将来増え出すのでは?」
「都会への一極集中と止まらない少子高齢化。これらによる人口減少で移住者を求める地方自治体が増えており、地方のまちづくりへの貢献になるのでは?」
「自然を求める人と地方自治体にとってwinwinの関係が構築できるのでは?」
と思いその時に「余裕を求める人」が求める場所を用意できる活動がしたい、と「クリエイターズビレッジ」という企画を考えました。
現状の僕も「余裕を求める人」です。いつか求める場所に行きたいです。
「クリエイターズビレッジ」の設立と想定する活動
まずこの活動は誰に向けてなのか。それは「地方暮らしを求める在宅ワーカー」、そして「人を呼びこみたい自治体」です。
僕はこのような人達と自治体をうまく繋げるために「クリエイターズビレッジ」という村を作りたいと思いました。
そのために「クリエイターズビレッジ」の運営としてNPOを設立したいと思っております。
そしてこのHPは運営、設立に参加したいという賛同者の方に向けて書いております。
↓に賛同者募集の欄があるので、気になった方はお気軽にご連絡ください
近々の目標としては「クリエイターズビレッジ」への賛同者を募集しNPOとして設立したいと思ってます。
設立の為には賛同者の方と色々綿密な計画を立てた上で、この活動に協力して頂けそうな自治体を探すということが必要です。
「クリエイターズビレッジ」の設立。ひとまずこれを第一目標にします。
それでは第1目標(NPO設立)を達成するためのNPOの活動内容の想定を話します。
・入居者のいない大きな建物(分校等)を借り必要であれば修理、改築し事務所とする。
・そこを拠点とし自治体にある空き家を同じく修理、改築し人が住めるようにする。
・使われていない田畑を復活させ、理想としてはスーパーに買い物に行かなくても1年を乗り越えられるような自給を目指す。
・ある程度の生活基盤を確保出来る目処が立てば入居希望の在宅ワーカーに向けて情報発信を進める。
ざっくりいえばこんな感じで運営していきたいと思ってます。
出来る方はNPOの活動を専業でやってもいいですが事務所を拠点とした在宅ワークをしながら空いた時間を活用するやり方もありです。
並行し自治体の文化の復興や在宅ワーカー同士の様々なオープンイノベーションも展開して行けたら素晴らしいですね。
村の出入りの軽さを魅力にしたい
一般の在宅ワーカーの方もNPOで活動する方も含めて村の出入りはなるべく自由にしたいです。
都会に長く居た人がいきなり村に縛られることは大きなプレッシャーやストレスになると思います。
「1度住んだら長い間村に身を置かなくてはならないのでは?」という考え方は最初の1歩すら踏み出させない大きなハードルになり、人が集まらない原因になります。
僕は今地方の田舎に住んでいますが都会が嫌いなわけではありません。たまには観光に行きたくなるし、色んなところを散策するのが好きです。
なので、「冬は寒いから夏だけ滞在したい」、「冬のアウトドアが好きだから冬は滞在したい」、「仕事が忙しくなったのでしばらく村を離れたい」、など軽い気持ちで都会と田舎を行き来できるような村にしたいです。
そのためには気負わず村の生活を送れる環境を整備することも必要になってくると思います。
自治体の方にもご理解いただく必要があるのでなかなか大きな課題だと思ってます。
理想は
いつか絶対に帰りたくなる村、すっと居続けたい村
にすることです。
NPOで活動を始める理由
理由は3つあります。
1、NPOは個人より信頼感が抜群に高まります。これは村の活動での自治体の制度を受ける際や業者との交渉など、運営していく上で大きく後押ししてくれます。
2、僕個人で活動するより賛同してくれる方と得意な分野で知恵を出し合う。あるいは賛同者とともに体験を共有したり学びながら進める。これは苦しいときがあっても乗り越えられる原動力になると思います。
3、収益をあげるより楽しんで活動をしたいです。
今僕にはこの活動を通し収益化できるビジョンがいまいち見えてません。
なので収益化を目的としないNPOとして設立しようと考えました。
そして「クリエイターズビレッジ」をNPOで運営する以上、人や自治体のためにボランティアくらいの気持ちで奉仕しなければなりません。
・・・しかし、僕もわざわざ一文にもならないことをやりたいわけではありません。
僕は田舎が大好きです。新築より古民家に憧れます。自然の中を歩くのが好きです。虫の声や鳥の声に心が落ち着きます。在宅ワークで運動不足なので体を動かしたいです。
そしてこれらを共感できる方と分かち合いたいです。
要するに自分自身がボランティア(趣味)を楽しむために活動したいということが大きいのかもしれません。
(もちろん村づくりを進めていく過程で結果的に事業が出来ていくかもしれません。そうしたら棚ぼたくらいには考えています)
また、自治体の活性化はそれを目標にしたら義務感が生まれます。そうではなく自分たちが楽しんでやれている先に自治体の活性化がついて来てくれる。そういった活動をしたいと思っております。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
もし「クリエイターズビレッジ」という提案に共感してくれる方がいれば嬉しいです。
きれいごとの嵐だったよ、とかそんなにうまくいくわけねーじゃん、という声が聞こえてきそうです
もちろん僕自身この先、計画のアップデートや柔軟な進路変更などは必須になってくると思ってます。
・・・とにかく言いたいことは
「この活動を通し、今できることを一緒に楽しみましょう!!」です。
コウ
東北の(半端な)田舎市在住
東京で漫画家をしていたが打ち切りにあいUターン。現在在宅でのアシスタントをしながら連載をするため出版社との打ち合わせ中。生活の心配なく創作がしたいと思いクリエイターズビレッジという企画を考える。最終的な夢は晴耕雨読の生活を送ること。